猫背になる原因

猫背になる力不足と習慣化した骨盤の歪みだと言われています。
子どもは筋肉や骨の成長が未発達のため環境に合わせた体になりやすいと言われて日頃の姿勢に気を付けた方がいいと言われていますが大人も同じです。
2〜3ヶ月で体は環境に反応して変化しようとしてくれます。
体を変化させるにはこのくらいの時間が必要になってきます。
大人もこの期間で「良い姿勢」も「悪いとされる姿勢」も身に付いてしまうので日頃から気を付ける必要があります。
良い姿勢とは背骨に負担がかからない姿勢のことです。
背骨に負担がかかっていないかを知る方法は腰や首、肩に痛みがないかやコリ固まっていないかをみてみます。
背骨の横の「脊柱起立筋群」(せきちゅうきりつきんぐん)と呼ばれるボコっとしている筋肉が固まっていると背骨は動きが取れません。
筋肉も骨も動くことができないと段々と動きが悪くなってきます。
動きが悪くなってくると体は少しでも省エネを考えて反応してくれているためより動かなくてもいいように筋肉を固めてしまいます。動かないほうがエネルギーを使わないですからね!
表情筋を動かさなければ大変な勘違いを生む可能性がある

背中の筋肉だけではなく顔の筋肉「表情筋」ももちろん動かさなれば動かなくなります。
いつも笑っている人は笑うための筋肉はいつも柔らかいままですが笑って表情をいつも作っていない人は笑っても顔は笑っていないという心と表情が合っていませんよ!
ということになります。楽しんでいるのに怒ってるの?と言われたらなんか悲しいですもんね。
僕もそんなタイプでした(笑)
え?笑っているのに・・なんでそんなことを言われるんだ!?なんて思うことがありました(笑)
そうするとその勘違いを弁解しなければいけない時間が到来し凄まじい体力を使う羽目になるという経験をしたのは僕だけではないはず(笑)
いつもしている動きが柔らかくなりしていないと固くなっていくという単純なものです。
面白くなくても笑顔は毎日作っていた方がいいですよ!
せっかく笑っても勘違いで終わって変な空気にならないように(笑)
体を毎日動かすハードルを下げよう

体も同じです。
毎日動いていないと体はどんどん固くなっていきます。
ストレッチとか体をガンガン動かしていけ!というのではなくただ体を捻ったり伸ばしたり簡単にできるものを続けるということです。
伸ばし方がわからないという方もいますよね!
動かさないといけないのはわかった。でも何をすればいいんだよ!?と。
これもわざわざ調べないといけないような難しいことをするのではなく、自分が知っているもので十分です。
『ラジオ体操です』
体をリズミカルに動かし伸ばすことができるラジオ体操。
なにも最初から最後までやれとは言いません。
パッと思い出せる動きだけでいいんです。
ジャンプしたり体を捻ったり。
意外としんどいんですよラジオ体操って。
僕らは子どもの頃に学校なんかでやった記憶があると思いますが子どもはそんなに難しく感じないんですよね。
何せ体が元から柔らかいからです。
体にかかる負担が少ないんです。
「いやいや、子どもの頃から体は硬かったよ!!」と主張したい人もいると思いますがその頃よりも体の大きさが違うんです。
ラジオ体操をやらされていた小学生時代から今の体型や体重の差を見てもわかるとおり大分僕たちは成長しているんです。
筋肉も骨もめちゃくちゃ成長しています。
そして今もなお成長しているんです。
体は年齢関係なく成長し続けている

実は筋肉も骨も成長しつづけるんです。
だから止まるということはないです。
身長の伸びが止まったから成長が止まったと思っている人がいますがそんなことはありません。
僕たちは死ぬまで成長しているんです。
この成長というのは上がる時もあり下がる時もある。
それが成長です。
変化だと考えてください。
筋トレをすれば筋肉が伸ばされ筋肉が増えます。
腕を鍛えれな腕の筋肉が成長していきます。
お菓子ばかり食べていたら脂肪が溜まっていきます。
環境により変化し過ごしやすいように対応してくれています。
猫背も成長の証

話は戻りまして猫背も環境によって作り上げられています。
成長段階でこの猫背を作り出してしまったんです。
体が猫背がいいと判断したんだから『良い姿勢』なんじゃないか?
と考えた人もいるかもしれません。
確かに猫背って悪い理由がそんなに世間一般で知られていないのにこの『猫背』が悪いと言われることが多いですよね。
猫背は最も『楽な姿勢』だと言われています。
僕たちの脳は『良い』や『悪い』が判断できないと言われています。
僕たちと一緒ですね(笑)
しかしそれは遺伝子レベルでの昔の記憶だとも言われていて、全ての人が狩猟民族だったころ食糧確保と体力温存に生命をかけていたんです。
わざわざ自ら体力を消耗する理由がないんです。
動物は『楽な姿勢』を好むようになりました。
紀元前何万年も前からのことなのでもうどうしようもできません。
そういう遺伝子なんです。
だから僕たちは遺伝子レベルで楽な姿勢を取ろうとしてしまうことを承知で体に影響の少ない姿勢でいることを努力しないといけないのです。
遺伝子に勝たないといけない!
いきなり壮大なテーマになってきました(笑)
どうして今そんな無理をしてまで楽な体勢をしないようにしないといけないかというと今が狩猟時代ではないからです。
少なからずこの記事を読んでくださっている方は毎日動物を狩りをして生き延びていることはないと思います。
『いや、私は毎日その日暮らしで動物を狩って暮らしている』という方がいらっしゃいましたら連絡ください(笑)
すごく興味があります。
取材させてください(笑)
日本人の9割が猫背

世界的に見ても日本人の猫背率は群を抜いて多いそうです。
しかも日本人の中でも9割が猫背だと言われていますからほとんどです。
ここで質問ですがあなたはこの9割に入っていると思いますか?
それとも『いやいや、何言ってやがるんだ?1割に決まっているだろう』と思っていますか?
はっきり言います。
自分は猫背ではないと思っている人は猫背の可能性が高いです。
トレーニングをして自ら姿勢に矯正をしている人は確かに1割に入る猫背じゃない人かもしれません。
しかしトレーニングを毎日していなくて猫背のチェックの仕方を知らない人はおそらく猫背です。
もちろんそんな方でも猫背じゃない人もいます。
そんな人は周りの人に感謝しましょう。
周りの親御さんや親戚、友達や仲間が猫背にさせてくれなかったんです。
言い方を変えれば楽な姿勢でいさせてくれなかったんです。
猫背チェックの方法とまとめ

壁に背中合わせで立ってみます。
後頭部
肩
腰
踵(かかと)が壁にくっついたまま立っていられますか!?
指先に体重がかかっていませんか?
これは骨盤が曲がっているために前重心になっているんです。
前重心になっていたり壁にくっついていなかったりしたら普段から意識して猫背を治していきましょう。
姿勢は遺伝子レベルですが猫背は環境で変わります。
日々の意識で必ず変化していきますのでまずは自分の姿勢を知ること。
そして日頃の姿勢を気にしてみること。
特別なトレーニングは必要ありません。
毎日の生活を見直すきっかけにしてみてはどうでしょうか?
遺伝子レベルで生活が変わります。
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