遊びを取り入れると引き出しが増える

「遊び」と聞くとなんだか不真面目でいい印象がしませんよね。
筋トレやストレッチには「遊び」が必要なんです。
一つのことだけではなく色々試してみた方が結局は近道になるということです。
時間時には遠回りのように感じますけどね。
色々試している分時間はかかります。
しかし結果的に引き出しが増え習得スピードも上がるんです。
各遊びをご紹介します。
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ストレッチの遊び

ストレッチは基本的に力をいれてはいけません。
筋肉は力をいれると反発してしまう作用があるためです。
反発の力を利用してのストレッチ方法はあるのですが基本的には脱力状態で行います。
開脚を思いっきり開くと筋はもう限界に達しています。
無理をすると痛いですよね。これが限界ですよという証拠です。
筋肉や筋は限界に達すると引っ張る力に変わります。
これでは柔らかくなりにくいです。
ストレッチで遊びを作る方法
まず開脚したら20度ほど狭めます。
狭めて股関節が痛くない状態を作ることが目的です。
股関節に余裕が出てきたら身体をグルグル回したり股関節を動かしたりします。動きは自由です。
ストレッチは”気持ちいいが一番”
短い時間で柔らかくしようとはせず、1mm身体を伸ばすようにして痛気持ちいいくらいにしておきましょう。
筋トレの遊び

筋トレには様々なものがあり自分がどうなりたいかによってアプローチが変わってきます。
「腕を鍛えたい」「お腹を鍛えたい」のように部位によって必要な回数とセット数があるんです。
が一人で筋トレをするときはどの部位を何回すればいいかわかりませんよね。
むしろどのトレーニングが適切なのかもわからない。
筋トレは初めは感覚的なもので筋トレ初めは重量を持っていても筋肉に効いているのかさえわからない状態が続きます。
めっちゃ重いけどこれどこに効いているかわからないしやり方合ってるの!?
ってよくなります。
もちろん正しいやり方というのはありますが、「とにかくやってみる」です。
器具を持つ必要はないので腕立て5回から始めて自分がまず何回できるのかを把握していきましょう。
そうすると次なるアプローチが見えてきます。
5回できないのであれば5回に向けて繰り返しやっていきます。
繰り返すことによって腕の使い方がわかったり体幹が備わってきたります。
いろんな角度でやってみることです。
これが筋トレの遊びです。
とにかくやってみる。
正しいフォームは遊びののちにわかっています。
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アクロバットの遊び

最後にアクロバットにおける遊びをご紹介します。
あんまり機会がないかもしれませんが、バック転などのアクロバットをしたいと思ったときは参考にしてみてください。
アクロバットも筋トレ同様にとにかくやってみることで正解が見えてきます。
バック転などいきなり後ろに飛ぶのは怖くて挑戦するのは困難だと思いますが、身体を慣れさせるところから始めます。
これがアクロバットの成長する過程にある”遊び”です。
例えば側転
側方転回という技があります。
小学生の頃に体育の授業の時におこなったと思われますが、手を着くながら横に回るアクロバットです。
この側転はやったことがないという方もいらっしゃいますが補助をついたところから始めると1日でできる人も多くいます。
側転を「速く回ってみたり」「遅く回ってみたり」してみます。
他には「片手で回ってみたり」「着く手をグーにしてみたり」
いろんな方法があります。
どれも正解です。
色々とやってみることで側転の本質が見えてみます。
本質というのは側転が成立する最低限のことが見えてくるということです。
無駄だと思うようなこと、余計なことを繰り返して練習することによって見えてくることもあります。
アクロバットの世界ではそれが個性になるのです。
何かを覚えるには基本が最も大切です。
基本の練習をしたら基本を使って幅を広げていくと技に深みが出てきます。
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