右利きと左利きは能力に違いがあるのか

右利きと左利きの割合は9対1と左利きの数が圧倒的に少なく、聞き手によって脳の使い方が違うと言われています。スマホが発展している現代、右利きの人の左脳に偏りが出てきているそうです。私たちは聞き手によって考え方や行動が変わっているのかもしれません。
そもそもの発端は、現代社会においてスマホやパソコンの使用の頻度が多くなっていることが、右利きをより右手しか使わせない方向に向かっていることが原因なのではないか?という意見に多くのコメントが寄せられたことから始まりました。
右手を多く使うことによって左脳がより活発化していくようです。左脳は人の言語能力や計算、物事の組み立てなどを司っているようで、人が生きていくには欠かせない部分です。
しかし、左脳が優位に立ちすぎると右脳が働く割合が低くなります。右脳は左脳とは違いイメージ力、空間認識能力を司っており、物事を組み立てる以前の発想力を促すのに欠かせないものとなっています。
|
子どもは生後3カ月ごろまで両利きで過ごして、右手、左手を通して使いやすいのはどちらかを判断していくそうです。
最近では子どもにスマホやタブレットでYouTubeを見せ続ける親御さんが増えています。子どもが利き手しか使わなくなることに対して、こどものイメージ力が減少していく問題も挙がっています。子どものイメージ力が下がったとされている理由としては寝るときに現れるそうです。
羊が数えられない子ども

眠れない時に「羊の数を頭の中でイメージして数えて」という親の指示に頭の中で羊が数えられないと言ったものです。
頭で思い描けなくなると言う事態はやはり深刻になりつつと言えそうです。
右利きだからどうとかではないですが、やはりバランスが大切だと多くの実験でわかっているそうです。
日本では右利き用の道具が多く、左利きの子どもは道具に悩まされてきたしとも少なくないと思います。幼い頃から左利きから右利きに直されたという人もいますよね。
右脳を活性化させるトレーニング

右利きの人、もしくは気がつくと右手ばかり使っている人に必要な簡単なトレーニングがあります。
1.左手を使う。そのままですが、普段からしている作業をあえて左手でしてみるのはかなり効果が高いといえます。
2.普段通らない道を通る。脳は繰り返しの作業を与えると刺激が少なくなり衰えてきます。特別なことはしなくても大丈夫なので、1日に1本だけ道を変えて歩いてみてください。
3.通勤の方法を変える。電車で通勤しているのなら違ったルートで行ってみる。時間を気にしたくありませんので、早めに家を出て時間をかけて道中を楽しんでください。
聞き手を利用すれば、世界が違って見えてくる

脳は1日の中で休みことはほぼないと言います。言い方を変えれば、脳は休む必要はないそう。刺激が入ってこないと、脳は活性化を省エネのためにやめてしまうのです。
特別なことをする必要はありませんが、いつもとほんの少しだけ違ったことをするとしてみてはいかがでしょうか?
|
コメント