ストレスを溜めないやり方が悟ってる!? イライラに勝つ「反応しない練習」

monk holding prayer beads across mountain
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ストレス社会だと言われている現代

日常を過ごしているだけでも頭の中にモヤモヤが溜まっているのを感じるときがありますよね。

 

ストレスを溜める日々を過ごしてると、常に考え事をすることが習慣化していきます。

今回は心にモヤモヤを感じる前に行うべきことをご紹介しましょう。

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人は毎日反応する練習をしている

 

 

まず結論から方法をお伝えしていきます。

ストレスを感じる前に行うことは「反応しない」というものです。

 

大切なのは、自分の心を動いているということは反応していることに気づくこと。

自分がストレスに感じていることを予め把握しておくのです。初めてあったようなことでは、反応してしまうことも仕方ないかもしれません。しかし、もし同じようなことでイライラしてしまうことがあり、自分で気づいているのならそれはもう反応するべきではありません。

 

 

ストレス社会の原因の一つとして挙げられているのが、情報が周りに溢れているかだと言われてます。どこを見ても新しい情報が目に飛び込んできて頭の中はずっと情報処理をしているからです。

 人は人間関係で成り立っている
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ストレスを感じるほとんどが「人間関係」だと言います。

株式会社ビズヒッツがおこなったアンケートによると、会社員をしている人の約80%が会社を辞めたいと思った瞬間があると回答。その理由の大半が「人間関係」を挙げる結果になりました。心理学者アドラーも「人が抱える悩みは人間関係である」と唱えています。

 

 

人間関係に悩んだ人は無人島に行って一人で暮らせばいいのではないか?という意見に対してアドラーは一人になったときに感じる「孤独」が人間関係を表していると言っています。周りに人がいなければ孤独も感じることがありません。

 

人間の脳は自分の意思とは関係なく動いてくれます。日常生活を円滑にするために勝手に判断してくれているのです。

信号が赤になったら「止まらなきゃ!」と思わなくても足が勝手に止まりますよね。線路の遮断機が降りていたら「もうすぐ電車が来る」と思って止まりますよね。

意思が忙しくならないようにするためにオートで動いてくれているのです。

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オートの判断は初めからおこなわれることはなく、毎日繰り返すことによって脳が覚えるようになっています。

習慣化することで生活で使うエネルギーを省エネしているのです。一旦脳に叩き込まれてしまった習慣がなかなか外すことができません。

 

遮断機が降りてきているときに「このまま進んで!」と言われてもあなたは止まるはずです。危ないですからね(笑)そう。電車が来て危ないことを知っているから止まるんです。習慣が私たちを守ってくれています。

 

ストレスを毎日感じている人はストレスを反応することを習慣化しているから。自分で自分の心を苦しめるような選択をしているのです。

 

 

1度ではなく、何回も同じようなことを苦しんでいる人は、同じ事柄で苦しむことを習慣化しています。まずここを理解しなければいけません。

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習慣化を改ざんする方法は「反応しない」こと。“心を動かさない”ことです。

 

では、どのようにすれば、反応しないようにできるのか。

反対のことを言われると人は混乱しますよね。「イライラしてはいけない」「我慢していこう」と自分の思いを否定するようなことを頭で思い描いたり、自分に言い聞かせたりしてはいけません。逆にイライラを増幅させてしまいます。

 

人は自分の思ったことを否定されると反論したくなります。

自分自身でも同じです。自分の感情を否定したり、なだめたり、抑えようとすると逆に高ぶるのが感情の性質。

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自分の感情が揺れ動きそうだなと感じたら「3秒間息を止める」。

息を止めている間は思考力が滞ります。思考が止まってしまえば怒りを増幅させにくくなります。ゆっくりと3秒間鼻から空気を吸うと同じ効果があります。

 

3秒間イライラに反応しないでいられた自分を3秒間褒めてあげてください。

「いつもだったらすぐにイライラを口にしてしまうのに、心を乱さずにいられた!自分偉い!!」。そうすることで6秒間イライラの根源から離れることができます。

6秒間感情をコントロールすることができたらもうあなたは急にくる感情の変化に支配されることはありません。

 

もし何秒経ってもイライラが止まらなかったら、あなたはイライラしたいのです。イライラの根源に対して怒りたいという欲求からきています。何か物申さずにはいられないと思考になってします。

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こう考えてください。

イライラの感情が生まれた3秒間は相手の問題。

3秒以降はあなたの問題です。

 

大抵の場合は、イライラをどうすることができないことが問題になっていますが、怒りの感情を処理する必要はありません。

ましてや相手を言い負かすことで、イライラが消えることもありません。また同じ感情を呼び寄せる結果にも繋がります。

 

今回の反応しない練習の目的はイライラがきそうだなと気付く練習です。相手に勝つ方法ではありません。

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私たちが生きていく中で、必ずしも関わってくる人間関係。

SNSの普及とともにどこにいても人と繋がれるようになってきました。

「いいね」などで人からの評価も受けやすくなっています。

現代に生きる私たちは、人からの評価を得ないと不安になってしまう「承認欲求」が増幅していると言われています。

 

 

自分のことを認めてもらいたいという気持ちがエネルギーになり、前へ向かっていけるのなら活用する必要はあるかもしれません。

しかし心がしんどいなと感じるようなら感じる必要がないものなのかもしれませんね。3秒間自分自身のために使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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