子育ては大変

子どもと向き合っていくうちに、子育てとはなんなのかわからなくなってきます。
「自分が今していることは、はたして子育てなのか」
ただのエゴじゃないのか
ただの押し付けじゃないのか
子供が起きる前にご飯を作ったり洗濯物をして、出迎えます。
いつゴネてもいいようにYoutube Kidsの準備も。
娘は3歳になり自分の意見を言うようになってからは、「やりたい理由」と「やらない理由」をマシンガンのように浴びせてきます。
話と辻褄が合っていれば「そうか!なるほどなぁ」となり得ますが、そんなことはなく理不尽極まりない。
子どもは何しても可愛い。
生意気くらいがちょうどいい。
いくら娘に蹴られようとも思うことです。
もう末期です。

「パパいらない」「キライ」「ママがいい」
愛情をぶつけるからこそ返される強烈なスパイク。
何回も聞いていると段々と正常ではいられなくなる自分に気がつきます。
毎日毎日子どもに
「おら!これならどうだ!」
と、人間力を試されているような気もしています。
完敗です。
ボッコボコです。
完ボコな僕を気にしないでさらなるボディブロー。
「あっちいけ!」
こんなにしてるのに‥‥
まさしく一方通行の恋。
なんかこう書いていると自分のやり方が間違っているように感じます。
うまくいかないのはうまくいかそうとしてるから。

対決は朝から始まる
朝は特に時間がありません。
保育園に行くまでのタイムリミットはすぐ迫ります。
「ご飯食べなさい!」この言葉を何回1回の食事の間に言わねばならないのか。
言いすぎているから子どもはスルーできるようになってしまっているかも知れない。
そう思って見守って見たこともあります。
食べない。
嘘だろ?
チョコ食べる?
ヤクルト飲む?
という言葉には瞬時に反応します。
まるで1Km先の針が落ちる音さえも聞くことができるウルトラマンです。
そんな都合のいい我が家のウルトラマンと暮らしているとつくづく思います。
育ててもらった親への感謝とリスペクト。
いやぁ〜すげぇな‥‥。
何回も怒られたんだろうなあ〜‥‥。
経験したらわかってくる。まだまだわからないことだらけだけど、自分の親の気持ちが理解できるような気もしてきます。

ふと気づいたことがあります。
自分は失敗を恐れてるんだなと。
心の奥でそんなふうに思っているんだと思います。
では、これは娘の問題ではなく僕の問題だ。
娘はお腹空いたら食べる。
“馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない”
イギリスのことわざに学びます。
かと言って時間が無限にあるわけではない。

手を抜いてもいい。
洗濯に、掃除、食事、身だしなみ、時間。
子どもを育てる前に自分が元気じゃないと。
子どもを理由に自分が疲れてる。
子どもに元気に過ごしてほしい、人に愛を持ってほしいと願うならまずは自分から元気に愛を持たないと伝わらない。
自分がこんなに疲れてるなら周りの親たちも大変なはずだ。
そう思ったら周りの育児についてとやかく思わなくなった。言えるはずもない。
正解もないんだし、間違いなんてない。

子どもは3歳。親は親3歳。
同い年同士ぶつかるのは当たり前。
子どもも反省をして成長していく。親も同じ。たくさん反省して親として成長していく。
そんな関係性なんだと思いました。
これを読んでくれている親御さん。
あなたは素晴らしいんです。
コメント
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