仕事に家庭に子育てにたくさんのやることをこなしていくと疲れを感じる暇もありませんよね。
テキパキとこなしていたはずなのに、座った瞬間に身体が急に重くなったりしませんか?
もしくは「疲れた」と言葉にした瞬間に疲れを認識してもう2度と立ち上がりたくないと思えるほど身体が重くなります。
では、言葉にしない方がいいのでしょうか?
認識しない方がいいのでしょうか?
認識できるから対処ができる

自分の体調を把握することで休む時間を取れるし、自分の体を癒すアイデアが生まれてきます。
自分の体の状態が分からずロボットのように動き続けると、いつのまにか壊れてしまうことも。
スポーツ選手などのアスリートがいる世界では、怪我が付き物です。
いつ怪我をしてもおかしくないからこそ、自分の現時点の体調に敏感になる必要があります。
身体に違和感を感じられるようになってくるとどうなるのか?

怪我をする時は不慮の事故以外に、自分の体の限界を把握できていないことから生まれます。
不慮の事故さえも咄嗟の判断に体を動かすことができたら二次災害を防ぐことも可能になります。
怪我をするかもしれない。
炎症を起こすかもしれない。
ほんの少しの違和感に耳を傾けて対処していくことが、絶対的に怪我を防ぐことに。
心の怪我を防ぐ

心の状態も同じことが言えます。
今の自分はストレスを溜めていないだろうか?
イライラ度は全体の何%なのか?
そんなふうに自分の精神面にも耳を傾けていると、自分の不機嫌にも対処が可能です。
「自分の機嫌は自分で取れ」とビジネスの世界や自己啓発の世界でもよく言われますが、要約すると
自分の感情を把握する練習をしなさい!
ということなのです。
ではどのようにして自分の精神状態を把握するのか?

数字化してみる
まずは今の感情が何で何%を占めているのかを数字化してみます。
自分の感情なのでなかなか言葉にできないものもあるかもしれません。
怒りのような寂しさのような孤独感のような‥‥そんな1つの感情ではないこともしばしばあると思います。
敢えて感情を分解することをしてみる

他人がわかることではないので正解はありません。
なんとなく不満や喜びの怒りが自分の頭の中の何%を占めているか?
自分の限界はどこまででなのか?
例えば怒りが80%まで来たら自分は限界を迎えるとして、今が何%なのかを把握します。
形がないものなのでなんとなくでオッケーです。
このようにして自分の感情を分解して何%なのかを把握する事によって、自分の感情が乱れるのを真っ先に察知できるようにします。
自分の機嫌を取れるものを用意する

感情が何%か把握できるようになってもそのまま放っておくことは何の意味もありません。
怒りが80%まで上がる前に対処する必要があります。
誰かに話す
温泉に入る
好きな物を食べる
寝る
思い浮かぶことを行動にうつしていきます。
何が一番自分の心を癒すものなのか?

なるべくすぐに行動を移せるものがいいと思います。
用意に時間がかかるものとなると、なかなか実行に移せずさらにストレスを溜める事になりますからね。
3〜5つは自分の中の感情をリセットできる物を用意するのをお勧めします。
情報化社会でさまざまな情報が飛び交う現在。
余計なニュースまで入ってきて頭の中は常に混乱状態です。
取り入れる情報は最小限にして、自分が生活しやすい環境づくりをしていってもいいかもしれませんね。
コメント