生活は出来ているけど、今の仕事に満足はしていないという人も少なからずいますよね。
もっと充実感のある仕事をして出世していきたいとほとんどの人が考えることです。
出世はどうしたら出来るのか‥‥いつまでやりたくない仕事をしなくてはいけないのか‥‥悩みは絶えません。
今回は人が喜ぶミーティング中の過ごし方をご紹介しましょう。
ミーティング時間をどう使うか

ミーティング時間を決められない立場の人も多くいます。
こんな長い時間やっても意味がないなとストレスを溜めるだけでは何の生産性も出てきません。
少しでも会議を自分にとって主導権を得られるようにするためには発言をすることです。
発言をすることによって仕事に自分が不可欠だと認識させます。
もちろん発言をするためには準備が不可欠です。
より深く考えておかなければ発言すらできません。
仕事に参加するには前準備が必要だということを前提なのです。
与えられた仕事だけをしていると、目の前の仕事が意味のあることなのか意味がないことなのか判断ができなくなります。
今回のプロジェクトは何をしようとしているのか、何が必要なのか、何が問題なのかを予めリストにします。
リストにする際に『質問』『自分の見解』『自分が広げられる可能性』を持っていくようにします。
発言権を与えられなかったとしても考えていく分、周りの同僚よりも何周も先に進むことができます。
意見や質問することは得しかないのですから。
①『質問』

まず質問をすることによってもたされるもの
仕事への興味を示せる
仕事をする上で人間関係は外せません。
相手が人間なら存在価値をアピールする必要がある時もあります。
私はここにいます。あなたと一緒に仕事してます。
仕事に興味を持ってくれている人には、仕事を振りたくなりますし、好感は上がります。
汚い話に聞こえるかもしれませんが、仕事は内容よりもまずは人間関係の構築です。
何が問題かを把握できる

質問をすることによって自分の中にある疑問を解消することができます。
何を質問していいかわからないという人も多くいると思います。
しかし、質問は的外れでも何でもいいのです。
的外れの場合は必ず教えてくれます。
プロジェクトの中に仕事内容がわかっていない人がいるとチームとして困りますので、わかってもらう必要があります。
的外れな質問をしてダメなやつだと思われないだろうか‥‥?と心配になる時もありますよね。
友達の会話の中でもありますが、今何の話をしているのかわからないときは
「今何の話してるの?」
と聞きますよね。
話している側の説明不足の場合も十分にありますし、伝え下手な場合もあります。
よくあることですが、自分が質問をすることによってミーティング終わり同僚に「質問してくれてよかったよ。俺より気になってた」なんてこともあるのです。
自分が疑問に思っているということは他にも疑問に思っている人がいます。
質問をする時に気をつけないといけないのは内容よりも伝え方です。
何でもないようなことが伝え方1つで大きく変わることもあります。
話し方についてはこちらの記事をお読みください。
会話がしたいのかマウントを取りたいのか「会話を成立させる方法」
②『自分の見解』

意見とは別にミーティング中のプロジェクトについての自分の考えを伝えます。
難しく考える必要はなくただ感想を伝えるだけです。
「話を聞いていてワクワクしています。」
「話が難しいこともあり気が抜けませんが、絶対やりとげたいと思いました。」
内容も把握して自分の見解を持てるようになったら素直に伝えます。
「このプロジェクトでこんな人たちも盛り上がってくると思います。なぜなら‥‥」
自分が知っている知識や調べたことを伝えることによって話はより深くなっていくことも少なくありません。
アドリブでその場で発言することも評価を得るポイントになりますが、下準備をした上で自分の見解を持っていくことをおすすめします。
③『自分を広げられる可能性がある』

見解の時と同じで自分ができる範囲を提示します。
言い方を変えると【仕事を自分で作ることが出来る】と言うことです。
つまり質問をするということは“自分から動く立場に切り替わっていくチャンスを作る”ことです。
初めから自分の仕事を振り分けられることがほとんどだと思います。
与えられた仕事を装飾して再提示することが、次の仕事を繋げてくれます。
経営者やプロジェクトリーダーの気持ちになるとわかることですが、与えた仕事以上のことをしてくれると次も頼もうと思いますよね。
他にも報酬の額も違ってくる可能性さえあります。
仕事をする上で、任された立ち位置で大きく充実度が変わってきますよね。
出世する人はこんな人

ここからは人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社が運営する人材紹介会社集合サイト『ミドルの転職』で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「出世する人、しない人」についてアンケートを見ていきましょう。
出世できない人に共通する人柄について

もっとも多かったのは「コミュニケーション能力が低い」(59%)という回答。
仕事の進め方・取り組み方については「問題解決能力が低い」(51%)
「現場の仕事の遂行能力が低い」(49%)
「パフォーマンスを出すことができない」(46%)が上位に挙げられました。
アンケートでもわかる通り、問われるのは仕事内容ではなくコミュニケーション能力が大半だと答える人が多数と分かりました。
仕事の環境づくりはとても難しく簡単に出来るものではありません。
しかし与えられるのを待つよりも先に自分から環境作りをするつもりで、仕事への姿勢を見せていくことも有効なのかもしれませんね。
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