他人が輝いているように見えて自分は何もできないとと自分に自信が持てない人も少なくないのではないでしょうか
人の栄光を見れば見るほど「自分には何もない」と感じるものです。
『灯台下暗し』という言葉がある通り、自分のことはとても見えにくいものです。
実はあなたはとてつもない数多くのものを手に入れている。
または、自分自身の手で手に入れて来たものを見ていきましょう。
新しいことを始めるにも自信がなかなか持てないという方は参考にみてください。
自分のできることを100個書き出してみましょう。

今あなたは何ができますか?
この問いをされた時に、即答できるものがありますか?
重要なのは難しく考えないことです。
出来ることとは自分ができることです。
当たり前のことを言っているようでも、問われた時は違った意味で捉えてしまうことがあります。
あなたは人とは違うことは何ができますか?
という風に捉えてしまう人が多いのです。
人と違うことを求められているという圧迫感を感じながら自分自身の自信を失っていきます。
他人にはできないことは専門的なことです。
専門的なことに関しては後ほどお話します。
皆さんは夢を見ていたことがあるはずです。将来何になりたい!とかこういう生活をしたい!とか。
夢を夢のまま終わらせている人はこちらの記事も合わせてお読みください。
自分自身が出来ること

まずは朝起きた時からの自分を観察してみましょう。
布団から出てパジャマを脱ぎ着替えます。
この時点であなたはちゃんと身体の疲労を減らすために布団で寝ることができてますし、寝るモードに入れるパジャマを着ることもできます。
そして目覚まし時計の音で起きることができました。
目覚まし時計なしで起きられる人は誰にも起こされることなく一人で起きることができました。
この1分の間に3つの出来ることを発見できました。
そんなことなの!?
と思うかもしれませんが、自分が今できることは子どものころの自分はできなかったのです。
親に何度も言われて服のボタンをかけることもできるようになって、親がいないと寝られなかったのに時間をかけて1人で寝ることもできるようになりました。
寝付く時にもすぐさま寝られる人もいますし、布団の中に入ってからなかなか寝付けない人もいます。
すぐさま寝られる人は「どうしたら寝つきが良くなるのか」ということがあなたの生活リズムの中に答えがあります。
なかなか寝付けない人からすると「寝付きやすくなる生活リズム」は喉から手が出るほど欲しいものです。
何故なら寝られないことはストレスも疲労も溜まり朝起きてからも眠気が残りやすいからです。
何を食べているのか、逆に何を食べていないのか。
寝付きのことを考えていなかったことが寝付きの良さを導いてくれているのであれば「寝つきが良くなる答え」です。
そして女性の悩みに多い「便秘問題」も快便の人の情報は有益ですよね。
毎朝白湯を飲んでいる。腸内マッサージをしている。など、腸にいいアプローチをしているお陰で問題なく排便できている人は周りの人に提供できるものを所持していることと同意です。
人はできないことに着目するプロフェッショナル

人の揚げ足を取ったり、人の粗を探すことが得意な人がいます。
特に日本人は他の外国の人よりも得意だと言われています。
YouTubeのBadボタンを押しているのは世界的にみても断トツで日本人が多いからだそうです。
人を悪く見るというよりは人の隙をつくのがうまかったり人を応援するという着眼点がそうさせているのではないかとのコメントも。
人の出来ないことを見つけるプロであると同時に自分の出来ないことを探すプロでもあるのです。
しかし、先ほどのやり方で自分のできることを記していくと100個はあっという間に出てくるものです。
とは言ったものの50〜60個過ぎた頃には似たり寄ったりの言葉ばかり出てきます。
さらに細かく書いていくことで「人とは違ったこだわり」が見えてきます。
先ほどの朝起きたら白湯を飲むという例で
白湯を作る時にどう用意したら効率よくできるのか。や、熱湯をすぐ冷ます方法を試している。など、自分なりのこだわりや効率化を発見することができるのです。
上手く言葉できない時はどうするか

自分ができることを書いていくとできることが多いということがわかりました。
しかし、どう言葉にしたらいいかわかりなくなる時もあります。
言葉にしにくくなったと感じてしまったら
反対の言葉を使う
「僕は踊ることができない」
といったできないことを記した時に
「僕は踊ることはできないが、多くの曲を知っている」
「私は踊ることはできないが、独特のリズムを身体で表すことができます(リズム感がないから独特だと周りに言われる)。」
このように「できないものの中からできることを見つけることができます。
出来ることを記載することに行き詰まってきたらできないと思っていることを書き出して出来ることを探してみることも手段の一つです。
周りの人が自分のことをよく知っている
自分である程度できることを書き出した後に周りの人に自分は何ができるのか聞いてみてもいいかもしれません。
家族や友達に聞くとそれぞれ違って言葉が聞けるかもしれませんね。
専門的なことは培ってきたもの

友達関係や仕事で培ってきたものがあなたには備わっています。
30〜40代になっても高校生の頃にしていた部活の名残で身体の癖が抜けないことがあるように学生の頃にしてきた部活や人間関係は社会人になっても影響を受けます。
仕事で培ったものは特殊技能なので立派なあなたの技です。
仕事内容は守秘義務の関係で世に出すことはできませんが、仕事で使用するパソコンの使い方や営業時に使う言葉遣いなどは有益な情報です。
人間関係において何1つ同じ経験をした人はいません。
「ずっと仲良くいてくれる友達との関係性で築き上げたもの」「喧嘩をして縁が切れてしまったもの」は双方大切な経験です。
経験によって学んだことを言葉にする事で、自分の技に変化します。
失敗したからって何なのだ?失敗から学びを得て、また挑戦すればいいじゃないか。
ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニー(米国のエンターテイナー、実業家 / 1901~1966)も失敗を経て挑戦に繋げて成功を収めました。
私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。
シカゴ・ブルズを6度の優勝に導き、5度の年間MVP、6度のNBAファイナルMVP受賞したバスケットボールの神様マイケル・ジョーダン(米国のバスケットボール選手 / 1963~)
挑戦することが難しいという人はこちらの記事も合わせてお読みください。
自分に自信がない人ほど、自分ができることが見えにくくなっている傾向にあるのではないでしょうか。
今までにしてきたことを見返して、さらには失敗を恐れずこれからの生活に少し挑戦を掛け合わせていくのも楽しくなるかもしれませんね。
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