アスリートは体だけではなく言葉の使い方も熟知している

アスリートやアーティストなど自己を高めることに特化している人たちには共通していることがあると言います。
言葉遣い
自分が発する言葉にとても気をつけている人は少なくありません。
他人よりも自分が喋る言葉の方が洗脳されやすいことを知っているからです。
自分の言葉は脳で発して耳で聞いている

人からの聞く言葉は耳から聞いて脳で理解しようとしますよね。
脳は主語を理解しないため
他人から発された言葉でも
かなり影響を与えると言われています。
他人から「できない」「無理」と言われれば耳から入り脳への埋め込みが始まります。
「できない」という思い込みのまま行動を起こしても大半は思い込みの通り失敗に終わることを経験した人も少なくないと思います。
反対に「できるよ」「不可能はないよ」など肯定的な言葉を投げかけられると脳のミラーミューロンという細胞が活性化して本当にできる気がしてくるのです。
プロ野球選手の試合を見ていると手に汗を握ったり、体操選手の演技を見るとなんだか自分よりできるような気がしてくるなど、他者からの影響は身体にも現れます。
このような暗示の効果を「プラシーボ効果」と言います。
そもそもアスリートやアーティストの人自分が発する言葉にとても気をつけている人は少なくありません。
他人よりも自分が喋る言葉の方が洗脳されやすいことを知っているからです。
他者からの影響は耳や目で受け取り脳で分析されます。
自分からの発するものについて考えていきましょう。
自分から発する時はまず脳で考えています。
そして声に出して発言して耳で聞いて脳に帰ります。
わかりましたか?
1つの言葉が2回も脳に入ってるのです。
ということは!
他人からの言葉を復唱すると効果が倍増します。
他人から「お前ならできるよ」と言われて喜ぶだけで終わるよりもさらに自分で「僕ならできる!」と繰り返していきましょう。
反対にネガティブな言葉を言われた時は絶対に復唱しな異様にしてくださいね。
脳への理解が膨らみ行動力が大幅に削がれていくことになります。
ネガティブな言葉を投げかけてくる人からは離れる

ネガティブをパワーに変える人もいます。
「お前にはできないよ」と言われたとしてもすぐさま自分で「いや!僕ならできるよ!」と言い直してネガティブなパワーを打ち消します。
ここからの行動が大切で、ネガティブな言葉を投げかける人からは徐々に距離をとるようにしてください。
あなたにとっての利益は何ひとつもありません。
ネガティブな言葉の使い手は優しい顔して現れる
大半の場合、ネガティブな言葉を投げかける人は
あなたのことを心配している人です。
心配してくれている人に対して無下に扱うことはなかなかできませんが、言えるようなら伝えた方がいい。
「心配してくれてありがとう。でもそんなこと言わないで。頑張って絶対に成し遂げたいから応援してね。」
心配するとは自分の正義感に近い感情なので、無下に扱われると反感を食らいます。
ネガティブな言葉が倍増してあなたに襲いかかる可能性が出てくるので注意が必要です。
正義感を持った人を捻じ曲げるのはとても大変なことなのですから、そこに労力をかける必要はありません。
そしてネガティブな言葉を投げかける人は「あなたのことを信頼していない人」です。
受験に向けて勉強を頑張っている学生に対して「絶対無理だよ」と投げかけているのと同じです。
全くもって聞かなくてもいい言葉なんです。
ネガティブな言葉と注意の違い

自分の挑戦が本当に無謀で専門家から言葉を投げかけられている場合は少し違います。
「食料も全く持たずに雑草や木のみの知識もない状態で樹海を通って富士山登ります」と宣言してプロの登山家から「考え直しなさい」と言われたらその通りにするほかありません。
聞く言葉を選ばないといけないですが、聞く言葉や発する言葉は自分自身のモチベーションや行動力さえも変えていく力を持っています。
最後に使い道を間違えないようにしていかないといけませんが、簡単に判断できる方法をお伝えします。
聞いていて気持ちいい言葉は復唱する。
聞いていて心地悪い言葉は復唱せずその人と距離を取る。
言葉を使い分けしていくうちに自分の目標まで距離が変わるかもしれませんで是非試してみてくださいね。
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